2013年11月26日火曜日

高麗大学アイスリンクを視察しました

ショートトラックリレーの金メダリストと記念撮影
韓国の私立大学で、早稲田大学の姉妹校でもある高麗大学のアイスリンクを視察しました。

同リンクは大学とは独立して運営されていて、毎日8時~26時まで営業し、20数名のコーチがショートトラックやフィギュアの指導を行っています。

5年後には韓国でオリンピックが開催されることもありますが、このリンクもそうですが、ソウル市内8か所あるリンクが全て黒字経営となっていることには驚きました。

このリンクを経営しているJ.J.CHUNマネージャーは以前釧路を視察した時に、素晴らしい施設があるのに充分に利用されていないことを非常にもったいないと感じたそうです。
また、日本人でショートトラックを教えている古屋由布子さんも韓国のアイスリンクの取り組みを日本でも導入するべきだといっていました。

白鳥アリーナも良い施設だと思います。
また、ときわリンクも新しくなります。
でも本当に必要なことは、どう運営するかだと痛感しました。

2013年11月24日日曜日

釜山港・釜山新港を視察しました

釜山新港
1995年に計画され1999年から着工、わずか7年後の2006年に釜山新港は供用を開始しました。
現在では釜山港との取扱貨物比は65%程度にまで成長しています。
将来的には一部釜山港に残りますが、取扱いのほとんどを新港に移行する見込みとなっています。

一方、釜山港の方は北港において国際海洋観光拠点として、大型客船の船着き場やオペラハウス、海洋公園などを配した大規模開発が進んでおり、総事業費約8兆ウォン(約8000億円)を投じ、2020年の完成を目指しています。
またこの国際海洋観光拠点の開発は第1段階で、2020年以降第2次開発を予定しているとのことでした。

韓国は地盤が固く地震もほとんどないことから地盤改良などの開発が少なく、また工期も短くすむので、コストパフォーマンスが高い。
また国土の75%が山間部で釜山港の後背地や周辺部には小高い山が多数あり、神戸港のような雰囲気もあり、韓国第2の都市で人口400万人の釜山市の開発は北海道の観光事業にも大きく影響するので、今後の開発から目が離せません。

2013年11月4日月曜日

明日から総合開発特別委員会の視察です

視察テーマは北九州市港湾空港局の取り組みについて、及び農業食品産業技術総合研究機構のLED人工光型の植物工場の取り組みについてです。

北九州港については、計画段階では韓国釜山港に対抗するコンテナ埠頭として開発された『ひびきコンテナターミナル』が、その後どうなっているのか非常に興味深いですね。

またLED人工光を利用した植物工場は、首都圏では実用化されていて、ビルで作られた植物が同じ建物の飲食店舗で提供されています。
最先端事例を勉強したいと思います。

2013年9月22日日曜日

認定こども園を視察しました

【青海こども園】
9/18(水) 三重県常滑市の青海こども園を視察しました。

常滑市は日本六古窯のひとつ『常滑焼』の産地で窯業で栄えた町です。
伊勢湾沖には中部国際空港(セントレア)を有し、2005年の開港後は人口が5200人程度増えて、現在56,800人となっています。

少子高齢化と公共施設の老朽化から今後の幼稚園・保育園のあり方を検討し、適正配置と集約化の方針を決定し、幼稚園と保育園の統廃合を進めた結果、平成23年4月に認定こども園である青海こども園が開設されました。

同園は幼保連携型で、市の直営となっており、保育教諭全員が保育士資格と幼稚園教諭免許を有しています。

利用者は、幼稚園型の短時間利用と保育園型の長時間利用の両方を選択できるが、混合クラスとなっており、短時間利用時は教育時間、それ以外を保育時間としています。
また、低年齢児には未対応だが園舎の一部に子育て支援室を常設しています。

園としては文部科学省と厚生労働省への報告が必要なために事務処理が煩雑になるが、市としては公共施設の適正配置の考え方からすると、メリットのある事業再編だと思いました。

特に、通園するこどもたちにとっては、より多くの友達ができるのでうれしいんじゃないでしょうか?

2013年9月13日金曜日

定例会が終わりました

9月5日から始まった9月定例会が無事終了しました。
今回は個人的には満足のいく質問ができたと思います。

ゲリラ豪雨対策に関しては冠水し易い矢代町の雨水対策を要求し、早急な対策がとられることとなりました。

また、まちに緑を増やしていく『緑の基本計画』は、樹木の倒壊に関わる危険性や樹木の剪定や除草に関する市民負担を訴え、計画が改定されることとなりました。

条例が廃止され、空き家にされるところだった勤労青少年ホームの体育館は、来年4月からスポーツ施設として再利用する方針となりました。

定例会全体としては、ゲリラ豪雨対策に関して多くの議員から指摘や提案があり、今後の対策に生かされてくると思います。

来週は会派で『認定こども園』と『総合窓口(ひとつの窓口ですべての手続きができる市役所)』をテーマに愛知県に視察にいきます。


2013年8月30日金曜日

9月議会で質問します。

9/5(木)~9/13(金) 第13回定例会が開催され、本日質問通告をしました。

① 廃止される公共施設のあり方について
② 矢代町の雨水対策について
③ 緑の基本計画について

① 老朽化で廃止された公共施設でも、民間であればまだ利用できることってありますよね。
ハイランド屋内リンクでインラインホッケーをしたいとか。。
でも現状では一時的に使いたくても利用できるルールがないんです。
『使える施設は無駄なく使える』ように提案します。

② 矢代町は、国道と西小学校に挟まれた、すり鉢状の地形にあって、非常に冠水しやすいところにあります。
昔は川だったところなんです。
今回のゲリラ豪雨の被害も大きく、抜本的な対策を要求します。

③ 苫小牧は緑の多いまちですが、街路樹や公園樹木は巨大化したところもあり、交通安全上問題がでたり、暗すぎる木陰も安全とはいえません。
また、維持管理費は樹木の成長と共に増加することから、未来の財政負担も増えていきます。
緑の基本計画では見えていない危険性とコスト増について指摘します。


2013年7月8日月曜日

苫小牧ウォーキング

7/13(土) 苫小牧ウォーキングを開催します。

SEA級グルメ全国大会が開催されているキラキラ公園目指して、12km・20km・50kmのコースを用意しました。

このような大会を初めて企画したのですが、多くのひとに手伝ってもらってなんとかここまできました。

あとは当日の天気が心配ですが、参加者に喜んで頂けるような大会にしたいと思っています。

2013年6月24日月曜日

一般質問終わりました

Q.山手町公営住宅熱供給事業は、燃料高騰による財政負担額と、民間熱供給事業者の料金値上げの方針をうけて、値上げの考えがあるのかを問いただしました。

A.燃料である天然ガス価格の推移と、民間熱供給事業者の動静をみて慎重に対応するとの回答を得ました。

Q.緑ケ丘公園サッカー場兼ラグビー場は天然芝であることから、週末の大会使用の芝状態を保つ目的で平日のほとんどを養生期間としており、5月~10月の供用期間で平日使用がたったの4日間であった。
2面で3億1千万円もの税金を投資した施設としては非常にもったいないことから、改善策として人工芝の導入を提案した。

A.天然芝が望ましいと考えるが練習や合宿などの利用拡大を考慮し、関係団体から情報をとり、人工芝導入の方向性を調査したいとの回答を得ました。

2013年6月18日火曜日

公園遊具

緑ヶ丘公園の滑り台
 先日、緑ヶ丘公園の砂場と滑り台の複合遊具に『おしらせ』の掲示を見つけました。
老朽化のため近々撤去されるようです。

私の住んでいる街区公園(旧児童公園)の滑り台も老朽化のため撤去されましたが、やはり物足りない感じがしてしまいます。

『おしらせ』には、金太郎の池に新しく設置された遊具で遊んで下さいとかかれていたので、おそらくこの公園には新たな遊具を予定していないのでしょうか?

ちびっこゲレンデのパンフ
一度、公園課に聞きにいかなければなりません。

今日たまたま人工芝のメーカーの人と面会していたら、川沿いの土手をダンボールにのって滑るような感覚が楽しめる人工芝で出来た斜面の遊具のパンフレットをいただきました。

全国で100か所以上採用されていて、どこも大人気で北海道には導入実績が無いようです。

集客という面でも魅力のある遊具で、うまく仕組みをつくれば経済効果もありそうなので、是非緑ヶ丘に導入できればと考えています。

2013年6月14日金曜日

6月議会の質問通告しました

今回は、2点質問します。

① 山手町公営住宅熱供給事業について
昨年10月から直営事業として熱供給のサービスを開始した結果をふまえて、燃料である天然ガスの高騰を考慮し、今後の値上げの必要性について質問します。
また、収納率向上の取り組みについて質問します。

② 緑ヶ丘公園サッカー場兼ラグビー場について
利用者の満足度が著しく劣っている現状認識について質問します。
また、改善策として人工芝の導入を提案します。


2013年6月5日水曜日

分別減量体験レポート

分別減量体験レポート
苫小牧民報社でシリーズになっている分別減量体験レポートがおもしろい。
6/5(水)では単身編としてごみ有料化後にかかるコストをわかりやすく書かれていて、分別するとお得なうえに、記者は“環境にやさしい”人になった気分にもなれたようだ。

先日、ごみ分別の出前講座に参加したときに、参加者の多さと具体的な分別方法に関して積極的に質問されていたのには正直おどろきましたが、ごみに関しては有料化とは関係がなく本能的に興味をそそるものがあるのではないかと感じていました。

行政的に見てもゴミの分別回収のメリットは大きく、プラや紙が資源化されてごみが減量すれば焼却炉の負担軽減となるうえに埋立地整備の財政負担も軽減されます。
また、民間企業にとっても円安や資源高騰による燃料費高をリサイクル燃料を利用することでコストの削減になります。
将来的に、分別回収の方法が確立すれば、生ゴミ・衣料・ふとんなども燃料化が可能なので、ごみはほとんどなくなり市民の負担も軽減します。

ごみ有料化の取組みは、市民にも行政にも民間企業にも好循環する非常にめずらしい事業で、なによりも分別に取り組む人には、記者が感じたような満足感が得られるのがうれしい。

2013年6月1日土曜日

リサイクル関連施設を視察しました

容器包装プラの分別ライン
5/20(月) 二木会でリサイクル関連施設の視察に行きました。

資源化センターは沼ノ端クリーンセンターに隣接したビン・缶・ペットボトルの再資源化ですが、パッカー車(ゴミ収集車)から出てきた資源ゴミを手作業で分別していました。

苫東にある、明円工業㈱は家庭から排出される容器包装プラスチック類の分別・資源化を行っています。
フランス製の分別機で大まかに材質分けがされますが、最終的には人海戦術でした。(写真参照)

同じく苫東にある、北海道エコリサイクルシステムズ㈱では、家電リサイクル法に関わる冷蔵庫・洗濯機・テレビ・パソコン等の再資源化が行われていました。
様々なメーカーの家電を丁寧に分解し、材質別に資源化されていました。

生ごみなどの燃えるごみや埋立される燃えないごみを除く大部分のゴミは、ほとんど人の手によって再資源化されていました。

7月からゴミ有料化が始まりますが、資源化の現場を見ると有料化の必要性や分別の大切さを感じることができます。
機会があれば多くの人に視察してもらいたいと思いました。

2013年4月24日水曜日

火災予防の啓発活動

昨日市庁舎1階ロビーで、消防団OBの方が春の火災予防運動の啓発活動をやっていました。

えんぴつを軸にした手作りの纏(まとい)がちっちゃくてよくできていたので、運よくもらえた人はラッキーですね!

苫小牧市もFBをはじめたので、こういった啓発活動もひろえるようになるといいですね。


2013年2月14日木曜日

苫小牧市美術博物館にいってきました

【 博物館の地下、土器の収蔵庫 】
二木会の議員で今年オープンする苫小牧市美術博物館の建設工事が大方進んだので見学にいってきました。

博物館の落ち着いた色合いと違い、白を基調にした明るい雰囲気で、天井が高く開放的な感じがしました。
3つの展示室と屋外展示はそれぞれ広くはありませんが、入口からゆっくりと鑑賞してまわればそこそこ楽しめるとおもいます。

一般的な美術館のイメージとは違い明るい展示室がどうか?という印象でしたが、苫小牧のイメージカラーが“灰色”ですから意外とあっているかもしれません。

外観はコンクリート打ちっぱなしのモダンな感じで、ラウンジから文化公園をのんびりと眺めるのもいいかもしれません。(ラウンジまでは無料ですし)

緑星の里やまぶきにいってきました

【 緑星の里やまぶき 】
社会福祉法人緑星の里やまぶきは重度の知的障がい・身体的障がいの方が多く利用している更生施設で、植苗地区にある4箇所のケアホームに在宅の方が日中活動やショートステイとしても利用しています。

ケアホームは、スプリンクラーや火災報知機、コンロまわりの防火対策などの改造が必要なため、事業者は改造に対して理解のある家主から賃貸するか、もしくは自社の持ち家で運営しなければなりません。

また、寝泊まりする夜勤担当の世話人や定期的に状況確認をする支援員などの人件費や送迎車の運行などのランニングコストも多くかかり、数軒まとめて管理しなければ割高になることから事業者の資金力がなければ、施設の安全性も保つことができません。

先日、長崎県の認知症グループホーム火災で4人死亡という新聞記事がありましたが、これからの高齢者・障がい者グループホームの安全対策をどうするべきかを苫小牧市も考えていかなければいけません。

2013年2月10日日曜日

東京都練馬区にいってきました

【 学校貸出用書庫(実際は傾いていません) 】
甲府市に引き続き練馬区図書館の学校図書支援事業について視察しました。
練馬区は人口70万人で小中学校は99校、区立図書館は12館あり、今回視察した南田中図書館は学校図書館支援モデル事業に基づき、平成21年に新たに開設された図書館です。

図書館流通センター(TRC)が指定管理者として管理運営していて、同じ敷地内にある南田中小学校を含めて4小学校と2中学校の学校図書館に図書支援員を、年間100日(週2回・1日6時間)を訪問派遣しています。
また支援をうける学校においては、書籍の情報化(バーコード)がされていて支援員により選書・廃棄が効率よく行われていました。

南田中小学校の学校図書館にいってみると、『○○ちゃん後で先生にとどけるから、またね』と支援員の人が小学校3-4年生くらいの女の子と話をしていたので、聞いてみると児童全員の名前を覚えているとのこと。驚きました。
苫小牧市でも学校支援事業として『ブックちゃん』に取り組んでいますが、読み聞かせ・ブックトーク・アニマシオン・朗読を通じて、子ども達が支援員を通じて本とふれあうことが本当に大切だと感じました。

子どもだけではなく先生にとっても支援員にお願いすることや教わることも多く、このモデル事業が好評であったことから、平成24年度に新たに指定管理制度を3館に導入し、南田中図書館を含めた4館で33校に学校支援を始めました。

現時点で練馬区としては全館指定管理とする計画はないとのことですが、支援事業をおこなう指定管理図書館と、直営図書館とのサービスの差についてどのような対策を考えているか?との問いには、明確な回答を頂けませんでした。
立場が逆だったら、私も回答に困ったと思います。

2013年2月8日金曜日

甲府市に行ってきました

【 甲府と言えば竹田信玄 】
会派緑風で、甲府市の小中学校の適正配置について視察にいってきました。

甲府市は山梨県の県庁所在地で人口19万6千人221.41平方kmで、苫小牧市と比較すると人口が1割多くて面積が5分の2程度。

小学校の児童数約10,000人・28校、中学校の生徒数5,250人・15校で、苫小牧市は小学校の児童数9,423人・23校、中学校の生徒数4,686人・16校になっていて、小学校においては比較似たようなデータになっています。

甲府市の統廃合は児童の減少が著しい3小学校を新設校1校に(H18)、2小学校を新設1校に(H23)合併し、また増加が著しい1小学校を校舎増築で(H24)で対応しました。

中心市街地の児童が減少していて郊外で増加という苫小牧と似たような環境で、甲府市は『合併と増築』という手法を選択しています。

苫小牧市では拓進小学校を新設しましたが、同市においては(学校は地域コミュニティの中心であり)地域自治会の分割などの問題に加え、リニヤ新幹線駅設置の可能性もあり、今後の人口分布が見えないことを考慮したということでした。

地域の事情もそれぞれあるので一概に言えませんが、沼ノ端地区はアパートも多く、若い世帯の減少が少ない方だということを考えれば、苫小牧は『新設』でよかったと思います。

2013年2月5日火曜日

日新温水プ-ルに行きました

【 日新プール無料券 】
日曜日に家族みんなで日新温水プールにいったのですが、水泳の大会をやっていたので一般解放は5時からということでがっかり。出直して6時ころにいくと、土日利用者へのサービスということでプールの無料券をもらいました。

気分をよくしてプール入ると、子供プールは貸し切り状態でこれまたちょっと得した気分になりました。

帰りに更衣室でジムを利用している知り合いにあったら、100円でジムを利用できるのはありがたいと、何もしていないのに感謝されてしまいました。

悪い事のあとには、いい事があるものだとつくづく感じた一日でした。

2013年2月4日月曜日

苫小牧市心身障害者福祉センターを視察しました

【 児童発達支援プレイルーム 】
苫小牧市心身障害者福祉センター は、身体障がい者の身体機能向上と社会生活訓練を目的とした事業『地域活動支援センターあさひ』と、心身障害あるいは発達障害のある児童の発育・発達を促す事業『児童発達支援(おおぞら園)』の他、視覚障がい者サービスや体育指導、貸館事業を行っています。

利用状況は、H23年度実績で『地域活動支援センターあさひ』が延べ8,541名、 『おおぞら園』が7,642名となっており、利用者は月に5~10回程度の限度内で訓練室やプレイルームを利用することができますが、就学前児童に関しては保護者が同伴しなければなりません。


普通の幼稚園だったら30~40名は余裕で遊べる27畳程度(89.93m2)の大きなプレイルームでも一度に指導できる児童は7名程度。
指導者ひとりに対して児童2名、それに保護者を加えると限界なんだそうです。


就学前の児童に関しては障がいの早期発見が非常に大切であることから、プレイルームの数が限られていることや施設が狭いことなどから受け入れできる人数が限られている現状を知ると、もっと施設を増やす必要があると感じました。




2013年2月3日日曜日

啓北中学校を視察しました

【 亀裂のはいっている校舎 】
啓北中学校は、驚いたことに校舎が傾いていました。
校舎の東端1階の部分に亀裂が見られ、3階部分のコンクリートが崩落するなど、教室として使用できる状態にないことは一目瞭然でした。

他の学校でも問題視されていましたが、非常階段も使用できる状態になく、指定避難場所としてはどうかという印象です。

生徒たちはともかく、地域の人達が避難してきた場合、非常階段を使わなければならないケースが想定されているのであれば、単に教育施設という枠で学校の改修を考えるべきではありません。

現在、学校の整備計画は教育委員会が策定しておりますが、地域の安全安心を守り、若い世帯が住みやすい地域づくりには学校の存在が不可欠であり、その整備計画は市全体で行わなければなりません。

2013年2月1日金曜日

和光中学校を視察しました

【 和光中学校の校訓 】
緑小学校に続き和光中学校を視察しました。

全体的な問題点は経年による地盤沈下で校舎がゆがんでいること。耐震診断では一部Cランクもあり、雨漏りするところがあったり、小手先で修繕できるような状態ではありませんでした。

同校の校訓は『王者の風格』でありますが、残念ながら校舎にはその風格はありませんでした。

同じ校区の緑小学校と比較すると、こちらの方が改修の必要性を感じました。


2013年1月30日水曜日

緑小学校を視察しました

【 使いやすくなった学校図書館 】
小中学校の整備計画に先立ち、会派緑風の議員で老朽化がはげしいと言われている学校を視察しています。

最初に緑小学校に行きましたが、廊下が寒い、壁の塗装がはがれている、雨漏りがする、などの修繕が必要な部分は多々ありましたが、学校の改修(建て替え)のような大きな事業には多額の予算を配分しなければならないことを考えると、教育環境の向上や格差是正だけでは不十分だと感じました。

緑小学校は市内で3番目に生徒数が多く、今後も減少が少ないので子供達の教育環境を良くしたいという考え方もありますが、まず最優先に考えなければならないのは‘安全’であり、また学校といえども公共施設のひとつであり、学校周辺を含めた地域コミュニティの中心にあることを重視しなければなりません。

当校の耐震診断はB以上であり、修繕で対応が可能であること、また周辺には若い世帯が多く地域の中心として機能していることを考えると改修(建て替え)は必要ないように思います。

最後に、教育環境の向上や格差是正は教員やPTAが求めているもののような気がしてなりません。中心にいる子供達はこの校舎に充分に適応し、また愛着をもっているのではないかと感じました。

2013年1月29日火曜日

開港50周年

気がつけばもうすぐ1月も終わり、今週末から2月ですね。
あっという間の1ヶ月でしたが、新年会や挨拶回りの中でいろいろな人と話が出来ました。

そんな中で、岩倉市長が来年度に取り組む “大作戦シリーズ” が『未来!みなと大作戦 ~Gateway to the future ~』に決まり、当時世界でも例のない大規模堀込港である苫小牧港が市民の熱意なくしてできなかったという話を聞きました。
(詳しくは岩倉市長のHP: http://homepage2.nifty.com/HIROFFICE/diary2/d130101.htm )

私の使っているキャッチフレーズは 『開港一番~港から始まるまちづくり~』 というものですが、社団法人日本土木工業協会のHP『土木的想像力の結実、広漠たる砂浜に出現した近代港』(http://www.nikkenren.com/archives/doboku/ce/ce0412/aruku_01.html)を読んで、非常に感動してつけたものですが、砂浜に港をつくるという非常識を現実にかえた人達の熱意を、今回の大作戦ではひとりでも多くの人に知って頂きたいと思います。







2013年1月12日土曜日

あけましておめでとうございます

【 苫小牧消防出初式・はしご組の妙技 】
昨年はブログ更新が滞っておりましたので、今年は新たな気持ちで取り組みたいと思っております。

1/6(日) 大町寿町内会・長生会合同新年交礼会
1/7(月) 苫小牧商工会議所新年交礼会
1/8(火) 苫小牧消防出初式
1/10(木) 八重桜会新年会/二木会勉強会(高齢者複合施設)
1/11(金) 日本水難救済会苫小牧救難所新春出初式/議会だより編集委員会

今週は新年会が多い中、二木会の勉強会で社会福祉法人ふれんどさんが運営している、高齢者複合施設Ⅰ・Ⅱを視察させていただきました。

介護認定のレベルや入居者のニーズは様々ですが、ケアハウス・グループホーム・デイサービス・特別養護老人ホーム・ショートステイ・介護付有料老人ホームが同じ施設・同じ法人で運営されており、利用者が安心して入居・利用することができます。

また平成26年11月頃完成予定の、苫小牧駅前ゼウスシティ跡地に建設する高齢者複合施設Ⅲでは特別養護老人ホーム100室をはじめ、デイサービス、ショートステイなどの複合施設の他、お見舞いに来た家族がくつろげるスペース、苫小牧市がまちなか再生事業として企画しているライブラリィカフェなどの設置を予定しています。

福祉政策は非常に複雑でわかりにくい分野で取り組みにくかったのですが、実際に現場を見せて頂いたことで興味と関心をもてたことがうれしかったですね。

複合施設Ⅲは、“不自由な人が便利な所に住む”というこれからの福祉施設の新しい考え方と、まちなか再生のヒントとなるのではないかと思いました。